当教室は、基本的には日本習字のお手本に基づいて習字・書道の学習をしていきます。
幼児・小学生から毛筆と硬筆を並行して練習し、毎月段級位認定を受けています(これによりモチベーションが上がる子が多いです)。
大人の毛筆なら「漢字部」からスタートし、「臨書部」で漢字の古典にふれるのがおすすめ。「かな部」で、美しい日本の仮名文字がサラサラ読み書きできるようになるのも素敵です。
硬筆・実用書なら「ペン部」で基本を練習し、「くらしの書」で色々な実用書を学んでいくのが良いのではないでしょうか。
これらの方法は、とても時間がかかります。
書道のように「道」がつくお稽古ごとに、近道はないとよく言われます。
指導者である私自身も小学生からずっと日本習字のお手本で練習しており、中学生で特待生(生徒部最高段位になり成人部の課題をする)になりました。
ですので、少しずつ成長していくということに、なんの疑問も持っていなかったのです。
ブランク後(成人してから)また始めようとした際に、だいぶクセがついてしまったことに気がつき、愕然としてしまいました。
その時は、即効性といいますか、すぐに字が上手くなる方法を求めて奔走しました。別の系列のお教室に通ったこともあります。
長くなりそうなので、次回に続きます。